ビヨンセ、双子出産後初となった圧巻のパフォーマンスを10のエピソードで振り返る|にゅーじっく

2018年04月16日

ビヨンセ、双子出産後初となった圧巻のパフォーマンスを10のエピソードで振り返る

1: 名無しさん 2018年04月16日 20:33:00 ID:0.net

ビヨンセ、双子出産後初となった圧巻のパフォーマンスを10のエピソードで振り返る
(全3枚)

コーチェラ、否、#ビーチェラ(#Beychella)で行われた、ビヨンセの双子出産後初となるパフォーマンスから、厳選したベスト10のエピソードを紹介。

「コーチェラの黒人女性初のヘッドライナーに私を選んでくれてありがとう」と、米国時間3月14日の夜、ビヨンセが観客に向かって言った。「ホント、信じられない!」と。

19年間続いている大人気のフェスティバルで、今年は前代未聞の出来事が起きた。出演者の3分の1が女性アーティストなのである。そして、その中心人物がビヨンセだ。過去を振り返ると1969年のウッドストックがアメリカ文化のターニング・ポイントと好意的に評価されていたが、2018年に起きた21世紀のウッドストックであり、モンタレー・ポップフェスティバルであり、ワイト島音楽祭と呼べるものは、まさしくビヨンセのコーチェラでのヘッドライン・ショー以外にない。

妊娠のために2017年のコーチェラの出演を延期したビヨンセ。2018年のコーチェラでのパフォーマンスは、2017年6月に双子のルーミとサー・カーター出産後最初のステージとなった。「前にコーチェラで演奏するはずだったけど妊娠しちゃったの」とビヨンセが説明すると、客席の熱狂的なファンは「わかっている」と言わんばかりの笑い声と歓声でそれに応えた。「だから、お腹の中の二人といろんな夢を見る時間がたくさんあったし、ここでのパフォーマンスも頭の中であれこれ想像していたわ」と続けた。

みんなが憧れる産休のとり方をしたビヨンセの今回のステージは、1年待っただけの価値のある素晴らしいものだった。この夜のライブの準備は、スパルタ方式で行うというビヨンセの強い決意のもとで行われた。質の低いステージになるわけがない。エンタメニュース・サイトTMZによると、ビヨンセはコーチェラでの初ステージの1週間前に100人のダンサーを新たに雇い、毎日11時間のリハーサルを続け、ダンサーやスタッフ全員に秘密保持契約書に署名させたという。また、かなり以前からゲスト・パフォーマーの噂も出ていたが、12万5千人のコーチェラ参加者とYouTubeのストリーミング配信を自宅で観ていた名百万という視聴者は、前夜にPageSixが報じたデスティニー・チャイルドの再結成情報に大喜びしたはずだ。この再結成がなければ、ビヨンセのステージはスフィンクスのような謎の集団に囲まれて行うパフォーマンスに終止したことだろう。26曲も披露した壮大なコーチェラ・セットで特筆すべき瞬間を紹介しよう。

1.ビヨンセU:控えおろう、新参者たち

うがった見方をしてはいけない。確かにビヨンセは1年間の産休を取った。しかし、14日の土曜の夜にビヨンセ学校が再開され、ポップスの女王が大衆を調教するために完全復活を遂げた。ブラックとゴールドの髪飾りをつけて、ネフェルティティのような出で立ちで登場したビヨンセ。畏敬の念を喚起する厳粛なドラム・ラインが鳴り響く中でオープニング曲「CrazyInLove」が始まり、テンポ・ダウンして「威風堂々」へと移った。

2.「ザ・バズ」:ビヨンセのマーチングバンド、オーケストラ、ダンスチーム

ビヨンセの100人チームに入ることは宝くじに当たるのと同じ”幸運”に思える。しかし、それ相当の実力が備わっている人だけがそこに加われるのだ。そうやって集められたビヨンセの超絶マーチング・バンドのザ・バスがすべてを引き受ける。ラインストーンの付いたイエローの衣装を着た彼らは細かなリズムを刻み、轟音を鳴らし、ステップを踏み、腰を激しく振り、今年のベレー帽復活のトレンドも作った。また、ビヨンセお気に入りの双子ダンザー”レ・ツイン”のローレン&ラリー・ニコラ・ブルジョアも復活し、ビヨンセの熱狂的なファンたちから盛大な拍手と歓声で迎えられた。

3.セットデザインと衣装デザイン:非の打ち所なし

無機質な金属のピラミッドが二つに割れ、その中からゴールドの衣装をまとった現代的なブラスバンドが登場してステージが幕を開けた。派手なスクール・ファッションで着飾ったビヨンセの胸元にはオリジナルの校章。この校章には黒豹、ネフェルティティの胸像、黒人パワーの拳、キラキラ輝く蜂が並んでいた。ピンクのスモークの中、ビヨンセは観客の頭上6〜7メートルのクレーンに乗って登場し、2013年のヒット曲「ドランク・イン・ラヴ」を歌った。バラ色の煙が消えると同時に花火の合図でパワー全開の「ドント・ハート・ユアセルフ」が始まった。エナメル革の衣装を着たファムフェタル姿で登場したビヨンセが、悲しげな声で「私を誰だと思っているの?」と叫ぶと同時に空に向かって火柱が上がった。観客を汗まみれにしたのは火ではないことだけは確かだ。


ビヨンセ、双子出産後初となった圧巻のパフォーマンスを10のエピソードで振り返る

PhotobyRavenVarona

4.キラー・クイーンvsバガブーズ

バガブーズとはビヨンセの女子クラブであるベータ・デルタ・カッパの卑しい男子版だ。PG-13指定の屈辱プレイと表現するのが一番のこのバガブーズが、演奏の箸休め的な面白インタールードとして登場した。バガブーズが女子クラブの女主人ビヨンセに「俺を笑わせてみろ」と命令し、不満の声を上げると、ビヨンセと女子クラブの仲間から冷たくあしらわれたのである。

「みんな」と、ビヨンセが観客に向かって叫んだ。「みんな、利口でしょ?強いでしょ?もうたくさんでしょ?」と。

観客が歓声をあげる間、ビヨンセは少し待って、こう叫んだ。

「Suckonmyballs!」(※いい加減にしろ!の意味)

それも、単語一つ一つを区切りながら力強く叫んだのである。

5.DJキャレドが新コーチェラを「ビーチェラ」と命名

みんな、今年以降のコーチェラのヘッドライナーたちに一瞬同情してしまったはずだ。ビヨンセのあとに続くのは大変なことで、今年のコーチェラの主役は間違いなく彼女だ。DJキャレドは第一週には参加していなかったのだが、彼の声がメインステージに鳴り響いた。「コーチェラの名前が変わったぞ。ビーチェラのコーチェラになったぞ。お前ら、間違うなよ!」と。DJキャレド行く所、必ずダンスホール・エアホーンの音が鳴り響き、物事すべてがコメディになるのだ。

6.ビヨンセ:楽曲の系譜

ビヨンセのコーチェラ・セットは、現在も人気の衰えないシンガーとしての彼女の過去20年間を振り返る選曲だったが、単なる”ビヨンセ音楽史短期集中講座”ではなく、ブラック・ミュージックの歴史をも振り返る内容だった。2016年の「フリーダム」のあと、彼女が続けたのは、ジェームス・ウェルダン・ジョンソンとジョン・ロザモンド・ジョンソンの黒人国歌「LiftEveryVoiceandSing」。最近ロックの殿堂入りを果たしたニーナ・シモンの「LilacWine」。そしてフェラ・クティの「Zombie」を強烈なインタールードとして披露した。加えて、ニューオリンズの粋なブラス・サウンドで奏でられた「シングル・レディース」は、観客を陽気にし、楽しそうに踊らせた。

7.マニアックな曲

ヒット曲以外の珍しい曲もセットリストに加えて、熱狂的なファンとのコミュニケーションを深めたビヨンセ。「ICare」でファンへメッセージを伝えたあと、ビヨンセは「ソーリー」と「Me,MyselfandI」のマッシュアップを披露して観客を騒然とさせた。そして、娘ブルー・アイヴィーのお気に入りのJ・バルヴィンとウィリー・ウィリアムの「MiGente」に「Mine」と「BabyBoy」のマッシュアップを加えたリミックスが、それに続いた。

8.ファミリーだけ:カメオ出演

何ヶ月も前から著名セレブのカメオ出演の噂が流れていたが、実際に登場したのはファミリーだけだった。まずはソランジェが登場し、姉との共作で2006年のヒット曲「GetMeBodied」に合わせて激しいダンスと歌を披露した。ライブの前半で夫ジェイ・Zへの怒りを込めた歌を歌ったにもかかわらず、ステージに登場した夫と「Déjàvu」を歌いながら、愛情のこもった眼差しでお互いを見つめ合い、この夏に行われるジョイント・ツアーOnTheRunIIのいい宣伝となった(加えて「パーティション」をなまめかしく歌う最中、彼女は結婚指輪をビッグスクリーンに映し出して観客の注目を引いた)。

9.デスティニーズ・チャイルド再結成


ビヨンセ、双子出産後初となった圧巻のパフォーマンスを10のエピソードで振り返る

PhotobyRavenVarona

デスティニーズ・チャイルドがセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースしてから20年、3人の歌のミューズが再び集まるのは半世紀後とすら言われてきた。ケリー・ローランドとミシェル・ウィリアムズは、ナイジェリア・イボ民族出身の作家、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェが会場に響き渡る声で「私たち全員がフェミニストになるべきです」とスピーチしている最中に、まるでチャーリーズ・エンジェルズのように登場してビヨンセの両隣に立ったのである。そして「LoveMyBreath」、「SayMyName」、「Soldier」をメドレーで披露した。この瞬間、長丁場のフェスティバルに疲れていた観客が元気を取り戻したのである。

10.最後に「LoveOnTop」が戻ってきた

2011年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで「LoveOnTop」を演奏したあと、ビヨンセは紫のスパンコール・ジャケットの下の大きなお腹を世界中のファンに見せて、こう言った。「私の内側で成長している愛をみんなに感じて欲しい」と。あれから7年、ビヨンセはコーチェラに集まった熱心なファンにあのときと変わらない愛情を示したのである。ラストの「LoveOnTop」には彼女の情熱が込められていた。「LoveOnTop」のキーチェンジ以上のキーチェンジがないように、今年のコーチェラ以上にすごいコーチェラはないと、誰もが納得したはずである。
ビヨンセ、双子出産後初となった圧巻のパフォーマンスを10のエピソードで振り返る
外部サイト デスティニーズ・チャイルド、驚きの再結成でビヨンセ感激 ビヨンセとジェイ・Z、4年ぶりにジョイント・スタジアム・ツアーを発表 ビヨンセ、人気ソング・ベスト10
名前 :
http://new-sic.com/