その魅力は“目”にあり!? 『アンナチュラル』“光と闇”で揺れる窪田正孝の愛くるしさ|にゅーじっく

2018年02月23日

その魅力は“目”にあり!? 『アンナチュラル』“光と闇”で揺れる窪田正孝の愛くるしさ

1: 名無しさん 2018年02月23日 06:00:12 ID:0.net

その魅力は“目”にあり!? 『アンナチュラル』“光と闇”で揺れる窪田正孝の愛くるしさ

不自然死究明研究所・通称“UDIラボ”で働く法医解剖医たちの姿を描いた、石原さとみ主演のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)。これまで第6話まで放送されてきたが、視聴率は第5話以外、すべて2桁をキープ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調。『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家・野木亜紀子が描く1話完結のオリジナルストーリーは現在折り返し地点を迎え、各キャラクターが抱える陰の部分も徐々に明らかとなり、全体的な物語もグッと深みを増してきた。

参考:『アンナチュラル』のかわいい窪田正孝【写真】

その中でも回を重ねるごとに味を出していくのが、UDIラボでアルバイトとして働く久部六郎役の窪田正孝だ。窪田はこれまで、『犬猿』では厄介な兄に粘着され、『東京喰種トーキョーグール』では「人間でありたい」ともがき苦しみ、『HiGH&LOWTHEMOVIE』に至ってはファンから“村焼かれ系俳優”と呼ばれるほど不幸な役を引き受け続けてきた役者であるが、『アンナチュラル』放送前の段階で六郎は、医者一家の息子で両親は健在、UDIラボという“まとも”なバイト先に勤めている、と比較的“普通”なキャラクターであることが判明し、SNSでも「やっと幸せになれる」と安堵の声が漏れていた。

しかし、そう一筋縄ではいかないのが窪田正孝。六郎は、雑誌「週刊ジャーナル」からの“ネズミ”としてUDIラボに潜入しており、そこで得た事件の情報を編集部に流しているという裏の顔を持つ人物でもある。UDIラボの一員として死と向き合い、生きる意味を知る“光”の部分と、「週刊ジャーナル」からのスパイとして働く“闇”を抱える彼の姿は、ジェダイとシスの間で揺れる『スター・ウォーズ』の世界さえ彷彿させる。

そんな“光と闇”のはざまにいる彼の演技の魅力は、目に詰まっているのではないだろうか。医者一家に生まれ、三浪した挙句、仕方なく三流医大に入ったものの、休学中の彼は、UDIラボに入るまで何事にも情熱を傾けられなかったが、働き始めてからの成長っぷりには目を見張るものがある。第1話で「法医学って死んだ人のための学問でしょ。生きている人を治す臨床医の方がまだ……」と法医学の意義を軽んじていていたあの頃がもはや懐かしい。

仕事熱心なUDIラボのチームに影響され、事件解決のためにバイクを走らせたり、中堂系(井浦新)の急な呼び出しにも応じたりと、真剣な眼差しでUDIラボの仕事に取り組んでいく。また、第4話で繰り広げられた従業員の過労死問題を“幸せのはちみつケーキ事件”として、「週刊ジャーナル」で記事化。一蹴されてしまったが、人の役に立つ記事を書きたいと「週刊ジャーナル」編集者・末次康介(池田鉄洋)に熱く言い寄る姿からは、彼の中に燃えたぎる正義が存在するように見えた。

そして、石原演じる三澄ミコトへ好意を寄せる目元もたまらない。特に第6話の、これまで「三澄さん」と呼んでいた六郎が、「ミコトさん」と下の名前で呼ぶことを彼女から承諾されるシーンでは、嬉しさのあまり「ミコトミコトミコトコトコト」と感情が口から漏れているような素振りを見せる。そのときにできた目尻の笑いジワや、第4話でミコトに頭をわしゃわしゃと撫でられ、拍子抜けする姿からは小動物のような愛くるしさを感じさせられる。

一方第6話で、汚い手を使ってもネタをあぶり出すフリーの記者・宍戸理一(北村有起哉)と繋がりを持ってしまった六郎。宍戸は、六郎が「週間ジャーナル」のネズミであり医者一家の息子であること、ミコトが一家心中の生き残りであることなど、UDIラボに関する様々な秘密を握っており、中堂が昔関わった事件の真相を調べるべく、六郎に揺すりをかける。同シーンで見せた、“追い詰められた目”は窪田の本領がついに発揮されたようだった。

この先六郎が、UDIラボの平和を守るため、闇の声に耳を傾けるのかが気になるところ。SNS上では、“六郎闇落ち説”も浮上しており、これまで務めてきた窪田の役柄を見ても、その説は完全に否定できない。第6話で電話で泣いているミコトを心配し、帰り道ではないのに、わざわざ彼女の元を訪れた優しさを持つ六郎。その際、ミコトが彼に感心しながら「そのままでいてくれ……」と言ったように、彼の目から光が消えてしまわぬことを願うばかりだ。(阿部桜子)

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