名曲だらけ!「ウルトラシリーズのオススメ主題歌」ウルトラマン大好きライターが選ぶ10曲|にゅーじっく

2017年09月24日

名曲だらけ!「ウルトラシリーズのオススメ主題歌」ウルトラマン大好きライターが選ぶ10曲

1: 名無しさん 2017年09月24日 09:00:00 ID:0.net

名曲だらけ!「ウルトラシリーズのオススメ主題歌」ウルトラマン大好きライターが選ぶ10曲

半世紀以上に渡って、ファンから愛され続けているウルトラシリーズ。

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初代ウルトラマンが登場した『ウルトラマン』から、シリーズ最新作の『ウルトラマンジード』に至るまで、時代ごとに様々なウルトラヒーローが生み出され、地球の平和と人類の未来を守り続けてきました。

その歴史を紐解いてみれば、各作品の主題歌も個性豊かな名曲が多数。テレビシリーズの主題歌の中から、オススメの楽曲を10曲紹介します。

朝倉リクwithボイジャー『GEEDの証』(『ウルトラマンジード』)

ウルトラシリーズの最新作として現在好評放送中の『ウルトラマンジード』。

悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアルの血を引く主人公、朝倉リク(ウルトラマンジード)が、自身の因縁と宿命に翻弄されつつも、地球の平和を守る為に怪獣や宇宙人と闘いを繰り広げる姿を描く作品です。

主役のウルトラマンが悪役の血筋を持つという斬新な設定や、シリーズにおいて史上最年少となる主演俳優(濱田龍臣さん)の抜擢、更に、ウルトラ戦士の中でも高い人気を誇るウルトラマンゼロが準主役兼ジードの成長を見守るサポート役として登場するなど、様々な新機軸と話題性が盛り込まれています。

そのオープニング曲として使用されている『GEEDの証』は、重厚なサウンドに濱田さんとシリーズのファンにはお馴染みの音楽ユニット、ボイジャーのボーカルをフィーチャーした楽曲。

作曲を担当したのは、本作の劇伴も手掛ける音楽界の巨匠、川井憲次さんで、メロディアスでありながら、深い奥行きと力強さを併せ持つその音楽性は、まさに川井サウンドの真骨頂といえます。

「その血筋故に複雑な運命を歩まざるをえないヒーロー」という本作独自のヒーロー像を踏まえつつも、それに抗い、立ち向かっていく主人公の覚悟や、仲間たちとの友情の描写をプラスすることで、シリアスな要素と正統派ヒーローソングとしてのバランスを巧みに成立させている歌詞も素晴らしい。

テレビサイズでも十分にカッコ良いのですが、間奏パートがとてつもなくエモーショナルで高揚感ありまくりなので、できればCDや配信音源でフルサイズを聴くことをオススメいたします。

シリーズの最新作にして、ウルトラシリーズの歴史に残る新たな名曲の誕生です!

ジ・エコーズ、みすず児童合唱団『ウルトラセブンの歌』(『ウルトラセブン』)

ウルトラシリーズの歴史に燦然と輝く金字塔であり、今年、放送50周年のメモリアルを迎えた名作中の名作『ウルトラセブン』。

SF色を全面に押し出したストーリーと化学兵器の描写や、社会風刺とメッセージ性に富んだシナリオで、今も尚、そのファンを増やし続けています。『ウルトラマン』と並び、昭和ウルトラシリーズを象徴する屈指の人気作です。

主題歌も評価は高く、その作品性と同様にファンから愛され続ける1曲となっています。

耳にするだけで胸が高鳴るイントロに、ヒーローの名前を連呼する明快なコーラス、それらをバックにシルエットで登場するポインターやウルトラホークといったウルトラ警備隊の主力兵器の数々、そして、最後の最後に現れる我らがウルトラセブン……。

何百回、いや、何千回と観て、聴いても全く飽きることがない本当に優れたオープニングです。

厚みのあるオーケストラとコーラスグループ、ジ・エコーズによる歌唱、更に、児童合唱団の歌声が三位一体となったこの曲の魅力は、これから先、更に長い年月を経ても決して色褪せることはないでしょう。

なお、ジ・エコーズは、尾崎紀世彦さんが所属していた音楽グループであるザ・ワンダースの変名であり、実は、この『ウルトラセブンの歌』(を筆頭とした『ウルトラセブン』の関連曲)は、ソロデビュー前の尾崎さんの歌声が聴ける楽曲としてウルトラファンや昭和歌謡のファンに知られています。

団次郎、みすず児童合唱団『帰ってきたウルトラマン』(『帰ってきたウルトラマン』)

第二期ウルトラシリーズの先陣を切った『帰ってきたウルトラマン』の主題歌は、劇中で主人公の郷秀樹(新マン、ウルトラマンジャック)役を演じた団次郎(現・団時朗)さんが歌唱を担当し、「主演俳優が歌うウルトラソング」という新たな流れを同シリーズにもたらしました。

現在では、人気RPGゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの音楽を創った作曲家としてゲームファンにもその名を知られるすぎやまこういちさんによるメロディは、子どもの心を一発で掴むようなキャッチーさと流れるような美しさをこの曲にもたらしています。

また、団さんの伸びやかな歌声は、『帰ってきたウルトラマン』の主役である郷秀樹と同様に実に爽やかで、温もりのある親しみやすさを聴く者に与えてくれます。

主演俳優が、地球の平和を脅かす怪獣や侵略者との闘いにその身を投じるヒーローの姿を歌い上げるこの曲は、現代的な感覚で捉えると、一種の"キャラソン"という言い方もできます。

歴代シリーズにおける主題歌を振り返る上で、そのメロディと歌が持つ音楽的な魅力に加えて、その革新性においても、決して外せない楽曲といえるでしょう。

第一期ウルトラシリーズの主役であるウルトラマンやウルトラセブンに比べると、怪獣相手に大苦戦したり、悩みや葛藤を抱えたり……と、完全無欠の正義のヒーローというよりは、人間味のある描写が目立ったことから、後に"人間ウルトラマン"とも称された『帰ってきたウルトラマン』にピッタリな1曲です。

武村太郎、少年少女合唱団みずうみ『ウルトラマンタロウ』(『ウルトラマンタロウ』)

『ウルトラマン』から『ウルトラマンA』に至るまでの主題歌は、その作詞を全て円谷プロダクションで2代目の社長を務めた円谷一氏が手掛けていた(作詞家としては「東京一」名義を使用)のですが、円谷一氏は、1973年に体調の悪化から急逝、その後に放映を開始した『ウルトラマンタロウ』からは、新たな作詞家を迎えての新体制がスタートします。

そして、新たにウルトラシリーズの歌詞世界を作り出したのが、大作詞家の阿久悠さん。歌謡界を代表する有名作詞家が紡ぐ言葉によって、ウルトラシリーズは、また新たな音楽世界を切り開くことになったのです。

子どもたちの視点に立った陽気で、単純明快な世界観とヒーロー性が特徴だった『ウルトラマンタロウ』らしく、その主題歌も非常にポップであり、主役であるタロウのヒーロー性がストレートに反映された楽曲となっています。

また、本作ではオープニングシークエンスが、サイケデリックな背景をバックに兵器や怪獣のシルエットが登場するアニメーションから、防衛組織の基地から各種メカニックが次々に発進していく実写映像へと変更され、映像面においても視聴者に強い印象を与えました。

メロディも素晴らしく、ファンキーなギターのカッティングに、ストリングスや各種管楽器、太鼓など様々な楽器を駆使したオーケストラサウンドは、非常に複層的で音楽的にも多くの聴きどころを持った1曲です。

真夏竜、少年少女合唱団みずうみ『ウルトラマンレオ』(『ウルトラマンレオ』)

『ウルトラマンタロウ』で、作曲と編曲を手掛けたのが、ザ・ドリフターズの諸楽曲や山口百恵さんの『いい日旅立ち』など、昭和を代表する歌謡曲で編曲を担当した川口真さん。

作詞に阿久悠さん、作曲に川口真さんという製作体制は、続く『ウルトラマンレオ』でも継続され、『ウルトラマンタロウ』とは180度方向性が異なる緊迫感に満ち溢れたオープニング主題歌を生み出しました。

五島勉さんの著書『ノストラダムスの大予言』の大ブームや、公害による社会不安を抱えた当時の世相が見事に反映されており、その中でも勇気や優しさといった人間の美徳、そして、希望を決して忘れてはならないという真摯なメッセージが綴られた楽曲で、阿久悠さんが歌謡曲の世界で生み出した数多の名曲と共に、その作詞家としての才を強く感じることができます。

川口さんの作るサウンドも、過酷な闘いに身を投じるウルトラマンレオの覚悟と、その背景に見え隠れする悲壮感を感じられるような物悲しくも勇壮なメロディで、阿久さんの歌詞を盛り立てています。

こちらもウルトラシリーズに欠かすことのできない大名曲かと思うのですが、残念ながらこの曲は、余りにもシリアスな曲調と歌詞から視聴者からのクレームが相次ぎ、僅か1クールで使用が中断されたという悲劇的な運命を辿りました(2クール目以降は、やはり作詞、阿久悠、作曲、川口真の体制でグッと明るい曲調の『戦え!ウルトラマンレオ』へ変更)。

そうした不運に見舞われたとはいえ、この曲の本質的な素晴らしさやメッセージ性は、些かも揺るぎません。間違いなく、昭和ウルトラシリーズが生み出した名曲の1つなのです。

TALIZMAN『ウルトラマン80』(『ウルトラマン80』)

昭和ウルトラシリーズにおける名曲といえば、この『ウルトラマン80』も決して外すことができない1曲です。

ロックバンド、TALIZMANが歌うこの曲は、それまでオーケストラ主体で制作されてきた主題歌から一転して、バンドサウンドを取り入れた楽曲。ウルトラシリーズ初の本格派ロックサウンドが最大の持ち味となっているナンバーです。

また歌詞の一部に英語が使用されているなど、リリックの面でもそれまでのウルトラソングとは大きく趣が異なっており、昭和シリーズにおいて、ある意味で異色の楽曲となっています。

とはいえ、グッドメロディによるサウンドと、聴き手であり、ウルトラマンのメイン視聴者である子どもたちに対し「君」と呼び掛けながら、熱く感動的なメッセージを投げ掛けるヒロイックな歌詞世界は、特撮ソングとして正統派のカッコ良さがあり、この曲を名曲たらしめています。

近年では、ロックやメタルなど、バンドサウンドを軸にしたウルトラソングが次々に生み出されていますが、その原点とも言える1曲です。

前田達也『ウルトラマンパワード』(『ウルトラマンパワード』)

アメリカを舞台に、初代『ウルトラマン』のリメイク的な作品として制作された『ウルトラマンパワード』。

ハリウッドの造形技術によってリデザインされたウルトラ怪獣のスーツや、デザイン性の高いキャラクターなど、『ウルトラマン』の基本コンセプトを踏襲しつつも、ストーリー面や美術面で新たな世界観を日本のウルトラファンに提示してくれました。

今風に言うと米国版の「リブート作」である『ウルトラマンパワード』ですが、日本でも、ビデオ販売とテレビ放映が行われました。その際に、日本版主題歌として使用されたのが、前田達也さんが歌うこの曲です。

ミドルテンポでジックリと"聴かせる"楽曲で、ソロ歌手としては、これがデビュー曲となる前田さんの歌声も、曲調や歌詞とよく合っています。

この後、『ウルトラマンダイナ』の主題歌など、平成ウルトラシリーズや特撮ソングの楽曲を担当し、"特撮シンガー"として活躍する前田さんの出発点ともいえる楽曲です。

『ウルトラマンパワード』は、オリジナル版のビデオとレーザーディスクのリリース以降、長らくソフト化に恵まれない作品だったのですが、今年に入って遂にブルーレイBOXが発売され、ようやく多くの人の目に触れる機会を得ました。

これを機に、歴代シリーズにおける「隠れた名曲」であるこの曲にもスポットライトが当たることを願って止みません。

V6『TAKEMEHIGHER』(『ウルトラマンティガ』)

平成の世に入り、実写テレビシリーズとして再びその歴史を刻み始めたウルトラマン。昭和シリーズの最終作となった『ウルトラマン80』から16年の時を経て、制作された記念すべき平成ウルトラシリーズ第1作が、『ウルトラマンティガ』です。

主役のウルトラマンティガが、相手の特性や戦闘時の環境に合わせて、自身の形態を変化させる"タイプチェンジ"という新概念を導入し、その後のシリーズにおけるウルトラヒーローの雛形となった本作。

その他にも、地球外の惑星から飛来した宇宙人ではなく、古代から人類を害悪から守ってきた"守護神"としての側面が強いウルトラマンの描き方など、新機軸を数多く盛り込みつつも、ウルトラマンの名に相応しい骨太で正統派のヒーロードラマが展開されました。

新機軸……といえば、主役のマドカ・ダイゴ役にV6の長野博さんをキャスティングするという配役でも話題となった本作。主題歌にも、V6の大ヒット曲である『TAKEMEHIGHER』が使用され、音楽面においても新たな地平を切り開いてみせました。

ハードなユーロビートを用いた楽曲は、歴代シリーズに触れてきたファンにとっても実に新鮮で、CGを駆使した平成シリーズならではの特撮シーンと共に、新たなウルトラヒーローの到来を印象づけてくれたものです。

楽曲単体でも"ポップソング"として、とてつもなく完成度が高い楽曲なのですが、歌詞に「ティガ」というフレーズを忍ばせ、ドラマの作品性に極々自然に寄り添ってくれているのもウルトラファンとして嬉しい限り!

楽曲の完成度に加えて、その華やかさと画期的な音楽性で、平成シリーズの出発点を豪華に祝ってくれた1曲です。

doa『英雄』(『ウルトラマンネクサス』)

平成シリーズの中でも一際、異彩を放つ作品、それが『ウルトラマンネクサス』です。

視聴者層のターゲットを従来の作品よりもグッと高めに引き上げ、シリアスな展開と、大河ドラマ的な連続ストーリーを導入した本作は、その特異性から根強いファンを持つ作品となっています。

主題歌も異色の楽曲となっており、ロックバンドのdoaが前期と後期のオープニング主題歌を担当し、ハードなサウンドのナンバーを繰り広げています。更に、どちらの曲にもその歌詞にウルトラヒーローの名前が出てこないという、まさにイレギュラーな楽曲です。

後期主題歌の『青い果実』も良い曲なのですが、やはり、オススメ曲として紹介したいのは前期主題歌として使用された『英雄』。

数ある特撮ソングの中でも特にスピーディーかつ激しい曲調が最大の特徴で、そこに乗る熱いリリックが聴く者の心を大いに震わせてくれます。

また、その歌詞というのが、ドラマ本編と奇跡的にもシンクロを果たしており、その物語性を更に盛り上げてくれました。

平成ウルトラシリーズにおけるロックな主題歌というと、この曲を真っ先に挙げるファンも多いことかと思います。

異色の楽曲ながらも、「『ウルトラマンネクサス』の主題歌は、やはりこの曲しかありえない!」と思わせてくれる力強さがある曲です。

水木一郎withボイジャー『オーブの祈り』(『ウルトラマンオーブ』)

昨年、テレビ放映をされ好評を博した『ウルトラマンオーブ』は、主人公が歴代ウルトラ戦士の力を融合(フュージョンアップ)させて戦うという、新たなコンセプトを持ち込んだ作品。

同コンセプトは、続く『ウルトラマンジード』でも導入されており、こちらもウルトラシリーズに新風を呼び込んだ一作となっています。

また、ストーリー面でもシリアスなエピソードからコメディや人情噺、ヒューマンドラマなど、自由度が高いシナリオの数々によって、各話毎に幅広い物語が展開され、ファンを魅了しました。

主題歌も豪華で、THEALFEEの高見沢俊彦さんが楽曲を提供。これまでにもウルトラシリーズの音楽を手掛けてきた高見沢さんですが、この『オーブの祈り』では、シンフォニックメタルを思わせるダイナミックで、尚且つ、美しさも併せ持つサウンドを聴かせてくれます。

そして、歌うはアニソン、特ソン界の巨人、"アニキ"こと水木一郎さん!

数多くの特撮ヒーローソングを歌ってきた水木さんですが、ウルトラマンの「テレビシリーズの主題歌」を歌うのは、この『オーブの祈り』が初!まさに、満を持してのアニキの登場であり、その力強い歌声をテレビで聴くことは、ウルトラファンにとっても大きな喜びだったかと思います。

水木さんの歌声と高見沢さんが作り出すハードロック、メタルアプローチのサウンドの相性も抜群で、その豪華な共演は、『ウルトラマンオーブ』を大いに盛りたてると共に、名曲の誕生を呼び込みました。

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